耐力壁は水平荷重の影響を効果的に吸収するため、支えとなる下枠・たて枠・上枠に固定された耐力面材によって構成されます。面内せん断性能と釘保持力に優れたウエストフレイザーのOSBは、構造強度を高め、地震や台風、雪などの自然災害から建築をまもります。
カナダウッドおよびAPA エンジニアード・ウッド協会は、建築基準法でOSBに規定された基準である2.5〜3.7倍よりもはるかに高い壁倍率認定を取得しています。
ウエストフレイザーでは、日本の建築においてとくに重要な機能である耐震性の強化に向けて、カナダウッドおよびAPA エンジニアード・ウッド協会とともに大規模な調査をカナダと日本で行っており、JAS以上の厳しい条件で検査試験を重ねた結果、阪神淡路大震災の1.5倍の加震にも耐えられる強度が実証されています。
JAS 等級 | 標準厚さ | 用途 | 釘の種類 | 釘間隔(外周部) | 釘間隔(中通り) | 壁倍率 | 認証番号 | 登録者 |
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4 | 9mm | – | CN 50 | 50mm | 100mm | 4.7 | TBFC-0129 | APA エンジニアード・ウッド協会 |
CN 50 / CNZ 50 | 75mm | 150mm | 3.6 | TBFC-0088 | APA エンジニアード・ウッド協会 |
ウエストフレイザーのOSBは、建築基準法(建設省告示1100号および1541号)にもとづき、木造軸組工法では2.5倍と3.7倍、枠組壁工法では3.0倍と3.7倍の壁倍率基準に対応しており、釘のピッチを変えるだけで壁倍率を上げることが可能です。
JAS等級 | 標準厚さ | 用途 | 釘の種類 | 釘間隔(外周部) | 釘間隔(中通り) | 壁倍率 | 認証番号 | 登録者 |
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4 | 9mm | 大壁 | CN 50 | 75mm | 150mm | 4.1 | FRM-0326 | APA エンジニアード・ウッド協会 |
CN 50 | 100mm | 200mm | 3.2 | FRM-0327 | APA エンジニアード・ウッド協会 | |||
CN 50 / CNZ 50 | 75mm | 150mm | 3.8 | FRM-0466 | APA エンジニアード・ウッド協会 | |||
真壁 | CN 50 / CNZ 50 | 75mm | 150mm | 3.4 | FRM-0472 | APA エンジニアード・ウッド協会 |
ウエストフレイザーのOSBは、VOC(揮発性有機化合物)を添加せずに製造されています。JASのF☆☆☆☆マークを取得しており、建築基準法による面積制限を受けません。
吸い込んだ湿気は乾燥時にパネル外に放出されるため、
カットした後のエッジ処理はとくには必要ありません。
輸送時または保管時の天候から保護するため、エッジ
シールを塗布しています。
屋外に保管する際は、風通しのいい場所で平らにし、
水分に長時間さらされないようブルーシートなどで
覆ってください。
長期にわたって保管する場合は、反りを防ぐためにダンネージの位置をそろえ、必要に応じ追加して積み重ねてください。
製品の損傷を防ぐため、パネルが角から落下しないようご注意ください。
フォークリフトでパネルを輸送する際は、フォークをパネルに突き刺さないようご注意ください。